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掲載日: 2006.01.12

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きき酒師 幡 郁枝さん

きき酒師 幡 郁枝さん (はたいくえ)

今回の素敵な人は大津市在住のきき酒師・幡郁枝さん。日本酒の消費者の会である「酔醸会」の事務局をつとめる他、昨年9月には滋賀の地酒ガイドブック「近江の酒蔵」を出版。

「きき酒師」は
「日本酒のソムリエ」

「きき酒師」とは、単にお酒の銘柄を当てるだけでなくお酒の特徴を理解し、いかにおいしく提供するかをプロデュースする人をいう。「日本酒のソムリエ」とも言われ、飲食店、酒問屋、ホテルで働く人に多い資格だ。
幡さんが「きき酒師」になったのは、4年前に米原で開催された日本酒のイベントがきっかけ。たまたま試飲したお酒の濃厚な味わいに驚き、一口に日本酒といっても種類によってずいぶん味が違うことに衝撃を受けたという。日本酒に深い興味を持ち「きき酒師」の資格を取ることを決意。「滋賀の地酒のことなら誰にも負けないくらい詳しくなりたい……そう思って勉強を続けました」と、幡さん。1年後に資格を取得、さらに日本酒の消費者の会「酔醸会(よいかもかい)」を立ち上げた。

酒蔵めぐりで生まれた人の縁から出版へ

「酔醸会」は滋賀の地酒をたくさんの人に知ってもらうことを目的とし、試飲会などイベントを企画することが主な活動だ。
フリーライターとしても活躍中の幡さんは、イベントを企画する一方で県内各地の酒蔵を訪問してまわった。その数は3年間で33ヵ所にも及ぶ。
「酒蔵でおいしい仕込み水を飲ませてもらうたびに、おいしいお酒はおいしい水からできることを実感しました。そして訪れた先での人との出会いから縁が広がって、本の出版につながりました。みなさんに感謝しています」と幡さん。
滋賀県初となる地酒ガイドブック「近江の酒蔵」は、豊富な写真と詳しい解説が読者を惹き付ける。

和食に合うのはやはり「日本酒」

幡さんは和食で晩酌するたびに「こんなにおいしくて和食に合うのは日本酒しかないなぁ」としみじみ感じるという。
「もっと滋賀県の人に地元の日本酒のことを知ってもらいたいです」。穏やかに話す幡さんの笑顔から温かい人柄がうかがえる。
今後も試飲会などのイベントを企画する予定。今は新酒のシーズン。絞りたての新酒を味わってみよう。
(取材・鋒山)

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