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掲載日: 2010.04.21

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日本折紙飛行士協会 会長 岩村 正英さん(45歳・米原市在住)

折り紙で作る飛行機に魅せられ、オリジナル作品を100種類以上考案し、愛好者を増やそうと「折紙飛行士資格制度」も発足させた岩村正英さん。紙飛行機作りのイベントを開き、楽しさを広めている。

100種類以上を考案

「道具を使わなくても、紙を折るだけですぐにできるのが最大の魅力です。アイデアが浮かんだら、消えないうちに形にできます。子どもから大人まで誰でも楽しめます」
岩村さんは10歳のとき、2本足で立つ「かっこいい」紙飛行機を作った。これが最初のオリジナルモデル。
以来、簡単に作ることのできるものから、形が3種類に変えられる複雑なものまで、100種類以上も“開発”してきた。
それぞれの作品は名前を付けている。例えば、ふわふわ飛ぶ紙飛行機には「ふわふわ」を変化させた「WHATBIRD」。名前をつけるとさらに愛着がわくという。

「飛行士」資格認定も

90年代後半、子どもが絡んだ事件や事故がマスコミで取りあげられることが増え、暗い気分になった。将来を担う子どもたちに明るい希望を持たせるため、伝統文化の折り紙に親しんでもらうことを思いついた。
06(平成18)年4月、仲間と5人で「日本折紙行士協会」を設立した。
折紙飛行士とは「優れた折紙飛行機を作れ、うまく操縦できる人」。受講して認定されれば資格が得られる。
年間3回養成講座を開き、現在、全国で56人の折紙飛行士が活躍している。

子どもたちに心の豊かさを

子どもたちには、折り方や、ちょっとした工夫で飛び方が変わることや、創造することの楽しさを知り、豊かな心をはぐくんでもらいたいと願っている。
コンピューター関係の仕事のかたわら、地域情報誌に作品を掲載したり、自ら編み出した技を講座で紹介したりしているが、参加者に意外な折り方を教えてもらって勉強になることもある。
子どもたちのことを思って「折紙飛行士」の資格を作ったが、毎回の講座参加者は大人が6割、子どもが4割と、大人に人気だという。
(取材・鋒山)

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