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掲載日: 2013.12.10

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滋賀県立大学 教授 中井 均さん(大津市在住・58歳)

東京、京都、奈良に次いで国宝・重要文化財が多く、歴史と文化の魅力に満ち溢れている滋賀県。今年5月、そんな滋賀の魅力を紹介した「滋賀県謎解き散歩」(中経出版刊/本体857円)が出版され、売れ行きが好調だという。編著者の中井均(なかいひとし)さんにインタビューした。

他府県出身者の目で

都道府県別に刊行されている「謎解き散歩シリーズ」。最後に出たのが滋賀県だった。他の都道府県では「タネ本」と呼ばれる文献を元に作られたものが多いが、滋賀は一から書き上げられた労作だ。
編著者に選ばれた中井さんは生まれも育ちも大阪府枚方市。滋賀に来たのは滋賀県文化財保護協会へ就職した27歳のときだった。米原町(当時)教育委員会の発掘調査や文化財行政に携わり、その後、長浜城歴史博物館館長や県立大学教授などを歴任してきた。
「外から滋賀を見る目」と「滋賀に関する専門知識」の両方を備えた中井さんは「滋賀県人でも知らない滋賀の魅力」をまとめるには最適任者だった。
「例えば、オコナイと言われる地域の冬の行事。滋賀ではオコナイがあるから会社を休むと言っても、比較的通ります。伝統行事が地域に溶け込み、人々の生活に深く関わっているからでしょう。滋賀県の人は、これを魅力と思っていないようですが、実は他府県から見るととてもうらやましいのです。県外出身者の私にはよく分かります」

「城郭編」は滋賀版だけ

安土城天守台石垣

観音寺城跡平井丸石垣

編著者を引き受けるとき、1人で全分野を書き上げるのではなく、章ごとにその分野の専門家に任せ、内容を充実させようと考えた。
歴史、人物、城郭、琵琶湖、民俗などの各分野について詳しい人に執筆を依頼。中井さん自身は歴史編と専門である城郭編を担当した。
同シリーズの中で「城郭編」があるのは滋賀県版だけだ。滋賀県には1300カ所もの城跡があり、日本の城づくりの中で重要な位置にある。安土城、彦根城など国指定史跡の城も10カ所ある。
「甲賀には小土豪が多くそれぞれが城を築いたため、県内の城の3分の1が集中している」「寺を利用した城が多く、日本最大級の山城である観音寺城は観音正寺を母体にしたもの」「観音寺城は城域全体を石垣で築いてありインカのマチュピチュ遺跡を彷彿させる」など、滋賀の城の魅力や興味深い話がたくさん紹介されている。

「入門ネタ」も、しっかり

子どものころから歴史に興味を持ち、中学1年生のときに彦根城や安土城跡を1人で見て歩いたほど、城好きだったという中井さん。高校時代には著名な城を見るために四国や九州、北海道まで出掛けた。ただ見ているだけで気持ちがワクワクしてきたという。
「滋賀で就職したことによって、私の人生が変わりました。城好きの私は引き寄せられるように県内を歩き回り、丸ごと滋賀が好きになりました」城だけでなく「『近江』と『滋賀』の語源は?」「鉄砲の製作がなぜ国友で?」など、基本的な話も詳しく押さえられている。
(取材・鋒山)

 

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