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過疎の村に新風
地域の宝を次世代に繋げたい

掲載日: 2019.10.25

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政所茶縁の会
代表 山形 蓮(やまがた れん)さん(東近江市在住)

永源寺の美しい景観とそこで暮らす人々の温かさに惹かれた山形蓮さん。生産者の高齢化と過疎化によって絶滅の危機に瀕している特産の政所(まんどころ)茶を甦らそうと、さまざまな可能性に挑戦している。

地域の人と触れ合う

小学生のころは自宅近くの裏山で、いつも山遊びをしていたという山形さん。将来は自然や森林に関わる仕事に就きたいと漠然と思っていた。進学高に通っていたが担当教諭から文系の受験を勧められ、止む無く滋賀県立大学地域文化学科を選択した。入学後知った「キャンパスは琵琶湖 テキストは人間」という大学のポリシーに、夢と期待が膨らんだ。

地域の資源や課題を地元住民から聞き取り、活用や対策を提案するフィールドワークの授業実習。人と接することが苦手だった山形さんにとって、村の歴史や祭りなどを話す古老のしゃべり方や彩り豊かな語り口調が新鮮に思えて楽しかった。

政所との出合い

2012年8月、政所での授業実習に参加した山形さんたちは、茶畑を営む高齢の白木駒治さんから政所茶のおかれた厳しい現実を知る。生産農家は奥永源寺地区7つの集落に約70軒あり、生産量1トンほどを2.5ヘクタールの茶畑で栽培している。しかし高齢化と過疎化の波は避けがたく、室町時代から大切に受け継いできた政所茶がこのままでは守り切れないという、地元民の悲痛な叫びだった。実習3日目、仲間たちから「私たちで茶畑を借りて栽培から収穫、販売まで行い、地域との交流が図れないか」という話が持ち上がった。早速その年の9月から、茶畑を借り白木さんの指導を受けながら週一回のペースで活動することになった。

地域資源は一級品 

「政所で暮らせば、もっとやれることがあるのに」と思いながら政所通いをしていた山形さん。2014年、東近江市が「地域おこし協力隊」を募集していることを知り、「私に与えられたワンチャンス。後戻りはできないという覚悟を持って応募」した。結果は6倍の難関を突破しての合格だった。
「政所茶振興だけだったら応募していなかったと思います。そこで暮らしている温かな人たち、地に足つけてお茶を作り続けている姿、お世話になった人たちと一緒に暮らせるのがうれしいのです」。
「奥永源寺には一級品の地域資源がたくさんあります。通う側でなく暮らす側になって見えてきた課題を、地元の人と一緒になって取り組んでいきたい」と語る山形さん。現在“政所茶生産振興会”理事、“政所茶縁の会”代表、“茶縁むすび”代表を兼務しながら、地域資源を活かした茶摘み体験ツアーや茶の販路開拓、新商品の開発といった活動を続けている。(取材・髙山)

●お問い合わせ
山形 蓮
E-mail:cha.en.mandocoro@gmail.com

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