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[47] 近江神宮での和時計関連展示
2011/06/10
「描かれた和時計」展

 今年も6/10「時の記念日」に、近江神宮での「漏刻祭」後の和時計学会総会において、和時計類を展示しました。 今回は趣向を変えて、二つに分けたハマグリなどの貝殻の元の対を探す上流階級の子女の遊戯「貝覆」(かいおおい)に使う合わせ貝や、当時の広告チラシに当たる「引札」(ひきふだ)などに描かれた和時計を紹介しました。

 展示品は、@貝覆の合わせ貝1組、A大隅源助の引札2枚、B多色ずり木版画の浮世絵である錦絵6種類の9点です。 和時計が使われていた時代に描かれた資料は少なく、稀にしか見かけることがありません。 絵も正確ではないものが多いですが、当時の状況など色々と興味深いことを読み取ることができます。

 特に、江戸時代後期頃に作られたと考えられる「貝覆の合わせ貝」は、初めて確認された和時計が描かれた合わせ貝です。 更に、当時の錦絵などにも殆ど確認例が見当たらない二挺天符和時計が描かれています。 二重の意味で非常に貴重なものと言え、描かれた絵柄から、当時の上流階級の子女に求められる教養の一部が垣間見えるようです。



[46] 和時計調査の紹介
2011/03/24
鳥取市の渡辺美術館様ご所蔵の二挺天符櫓時計を調査させていただくことができ、その様子が読売新聞、日本海新聞、日本海ケーブルネットワークに紹介されました。


[45] 和時計調査の紹介
2011/03/23
愛知県西尾市の長圓寺様ご所蔵の二挺天符櫓時計を調査させていただくことができ、その様子が読売新聞、愛三時報、三河新報に紹介されました。


[44] 中日新聞滋賀版の活動紹介
2011/03/07
中日新聞H23.3.7(月)朝刊18面滋賀版の「キラリ近江びと」に、「時計保存活動」などの取り組みが紹介されました。


[43] 和時計学会誌への論文掲載
2011/03/01
和時計学会誌「和時計43号」に、「自動割駒和時計について(その2)」論文掲載(本文11頁,添付13頁,引用7頁)。 内容は、不定時法自動表示機構のうち「円グラフ文字盤自動伸縮指針機構」の総括で、大沼宗賢の素性、加賀藩の精密な13分割時法や月齢表示機構との関連などに関する新たな考察を含む。

2010/03/01
和時計学会誌「和時計42号」に、「自動割駒和時計について(その1)」論文掲載(本文1頁,添付17頁)。内容は、不定時法自動表示機構の種類の概要。 



[42] 明石市立天文科学館への展示協力
2011/02/12
ミニ企画展 「自動巻腕時計 −隠れた機械の美−」
平成23年2月〜同5月

腕の動きでゼンマイを巻き上げる自動巻腕時計。当時は憧れだった1960年代頃のスイス製を12個ならべました。機械を磨き上げてサビを防ぎ、ローターに重い金無垢を用いてゼンマイ巻上効率を上げるなど、普段は見えないケースの中に隠れた機能美や機械の違いを御覧ください。



[41] 国立科学博物館との共同研究
2010/12/22
国立科学博物館研究報告 E類(理工学)第33号(H22.12.22発行)
「藤車式二挺天符機構の構造と特徴」(全11ページ)

 今回のテーマは、江戸時代に使われた和時計の日本独自の発明として有名な「二挺天符機構」に関するもので、一番最初に考案された可能性がある「藤車式」と呼ばれる珍しい機構の構造と特徴を明らかにしたものです。
 二挺天符機構は、時計の速さを調整する天秤棒のような棒天符(調速機)を2本備えて、昼夜で自動的に切り替える日本独自の発明。江戸時代の時刻制度の「不定時法」では季節や昼夜で時間の長さが変わるため、初期の棒天符が1本の一挺天符和時計では、毎日朝夕に棒天符の分銅を掛け替える必要があり大変な手間を要しました。しかし、二挺天符機構により朝夕の切り替えが自動化され、半月毎の季節に合わせる分銅の掛け替えをするだけで良くなり、大幅に作業が省力化されました。
 藤車式二挺天符和時計は、古い文献に唯一、初期の二挺天符機構の一つとして名前と簡単な写真が掲載されていましたが、殆んど存在を知られず構造などが不明でした。今回確認できた実物の解析により、我々が「一般形」と呼んでいる普通に見掛ける二挺天符和時計とは機構が違うことが明らかとなり、従来の一挺天符和時計の発想の延長線上にある不完全な機構で、原点に当たる最初期の二挺天符機構の可能性があることが判明しました。
 今回の研究の意義は、不明確だった二挺天符機構の起源の一部を明らかにしたことで、江戸中期元禄時代頃の「一般形」の考案が二挺天符機構の始まりとする従来の通説を覆す可能性があります。今後も研究を継続し、製作時期や発明経緯などを解明していく予定です。

(論文全文は、国立科学博物館研究報告
[http://www.kahaku.go.jp/research/publication/sci_engineer/download/33/BNMNS_E3302.pdf]において、pdf形式で御覧いただけます。参考に、日本古時計クラブ会報「古時計」第150号(H23.3.6)に掲載された要約版を添付します)



[40] 大人の科学28号「骨董時計コレクション」監修協力他
2010/07/28
 大人の科学28号「二挺天符式和時計」号の、「骨董時計コレクション」記事の監修と取材に協力しました。
 付録の「二挺天符式和時計」で楽しめ、和時計の歴史や万年時計の解説など読み物として面白いだけでなく、構造図や写真など他の文献にないようなものも含まれ、参考資料としても役立つ内容になっています。

目次:http://otonanokagaku.net/magazine/vol28/book.html



[39] 近江神宮での和時計展示
2010/06/10
若狭の時計師「兼松正富」

 江戸時代後期の文化・文政時代(1800年代前期)頃に福井県若狭地方で活躍した時計師、「兼松正富」が作った櫓時計を2台展示しました。 昨年の国立科学博物館との共同研究で、兼松正富らの工房で製作された2丁テンプ櫓時計が国内外に6台確認でき、その特徴的な和時計の概要が明らかになりました。 和時計に銘が刻まれている例は少なく、一つの工房で作られた和時計が6台も確認されることは非常に稀です。 また、兼松正富はアイデアマンだったようで、合理的な構造の2丁テンプ機構を考案したり、宇宙を現わすような斬新な天文図を意匠に用いたりしています。
 今回の研究の過程で実施した棒テンプ振動周期測定において、時計の速さを季節変化に合わせるために行う棒テンプの分銅位置調節には、従来知られていた半月毎に1溝変更して年間変化溝数が13溝となる時計以外に、棒テンプ溝数が多いものには年間変化溝数が20溝以上となる細かな調節をする時計があることが判明しました。 また、昼夜の棒テンプ調整方法や設計の妥当性を評価する指標などの新たな知見も得られ、定量的な分析の重要性が改めて認識できました。



[38] 明石市立天文科学館への展示協力
2010/05/29
明石市立天文科学館(http://www.am12.jp/)で開催されている特別展へ、僅か9種類11点ですが「国産携帯時計の歴史」として腕時計などの展示に協力しました。

開館50周年記念「時の展覧会2010」
平成22年5月29日(土)〜同8月31日(火)





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