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[49] 明石市立天文科学館への展示協力
2012/01/05
ミニ企画展 「描かれた和時計 −江戸時代の時計の姿−」
期間:平成24年1月5日(木)〜同5月
場所:明石市立天文科学館(兵庫県明石市 http://www.am12.jp/ )

引札や錦絵などに描かれた和時計を12点ならべました。曖昧に描かれたものもありますが当時の様子を示す数少ない資料で、特に和時計が描かれた貝覆の合わせ貝や和時計が写った古写真は非常に珍しいものです。当時の姿を今に伝える貴重な資料を御覧ください。
(昨年6/10の近江神宮での展示に古写真2枚と春本1冊を追加)

生放送の途中で電話が切れるハプニングもありましたが、昨年12/30(金)に兵庫県姫路市のFMラジオ局、姫路シティFM21(FM−GENKI,79.3MHz)の「播磨まるごと探検隊」、「テレフォン探検隊」コーナーで竹辺美姫さんに御紹介いただきました。

2/13(月)に兵庫県三田市のFMラジオ局、エフエムさんだ(HoneyFM,82.2MHz)の「HONEY MORNING TRAIN」、「どこ行こ?そこ行こ!おでかけ情報」コーナーで戸川崇さんに御紹介いただきました。



[48] 明石市立天文科学館への展示協力
2011/06/10
ミニ企画展 「金ムク腕時計 −ゴールドの輝き−」
平成23年6月10日(金)〜同12月

ケースに18金をたっぷり使った豪華な金ムク腕時計。大卒初任給が現在の5分の1で4万円だった1970年前後に、10万円前後で販売されていた国産金ムク腕時計を12個ならべました。金ムクブレスレット付のような成金趣味とは一線を画し、スイス製とは一味違った「知る人ぞ知るステータスシンボル」を御覧ください。



[47] 近江神宮での和時計関連展示
2011/06/10
「描かれた和時計」展

 今年も6/10「時の記念日」に、近江神宮での「漏刻祭」後の和時計学会総会において、和時計類を展示しました。 今回は趣向を変えて、二つに分けたハマグリなどの貝殻の元の対を探す上流階級の子女の遊戯「貝覆」(かいおおい)に使う合わせ貝や、当時の広告チラシに当たる「引札」(ひきふだ)などに描かれた和時計を紹介しました。

 展示品は、@貝覆の合わせ貝1組、A大隅源助の引札2枚、B多色ずり木版画の浮世絵である錦絵6種類の9点です。 和時計が使われていた時代に描かれた資料は少なく、稀にしか見かけることがありません。 絵も正確ではないものが多いですが、当時の状況など色々と興味深いことを読み取ることができます。

 特に、江戸時代後期頃に作られたと考えられる「貝覆の合わせ貝」は、初めて確認された和時計が描かれた合わせ貝です。 更に、当時の錦絵などにも殆ど確認例が見当たらない二挺天符和時計が描かれています。 二重の意味で非常に貴重なものと言え、描かれた絵柄から、当時の上流階級の子女に求められる教養の一部が垣間見えるようです。



[46] 和時計調査の紹介
2011/03/24
鳥取市の渡辺美術館様ご所蔵の二挺天符櫓時計を調査させていただくことができ、その様子が読売新聞、日本海新聞、日本海ケーブルネットワークに紹介されました。


[45] 和時計調査の紹介
2011/03/23
愛知県西尾市の長圓寺様ご所蔵の二挺天符櫓時計を調査させていただくことができ、その様子が読売新聞、愛三時報、三河新報に紹介されました。


[44] 中日新聞滋賀版の活動紹介
2011/03/07
中日新聞H23.3.7(月)朝刊18面滋賀版の「キラリ近江びと」に、「時計保存活動」などの取り組みが紹介されました。


[43] 和時計学会誌への論文掲載
2011/03/01
和時計学会誌「和時計43号」に、「自動割駒和時計について(その2)」論文掲載(本文11頁,添付13頁,引用7頁)。 内容は、不定時法自動表示機構のうち「円グラフ文字盤自動伸縮指針機構」の総括で、大沼宗賢の素性、加賀藩の精密な13分割時法や月齢表示機構との関連などに関する新たな考察を含む。

2010/03/01
和時計学会誌「和時計42号」に、「自動割駒和時計について(その1)」論文掲載(本文1頁,添付17頁)。内容は、不定時法自動表示機構の種類の概要。 



[42] 明石市立天文科学館への展示協力
2011/02/12
ミニ企画展 「自動巻腕時計 −隠れた機械の美−」
平成23年2月〜同5月

腕の動きでゼンマイを巻き上げる自動巻腕時計。当時は憧れだった1960年代頃のスイス製を12個ならべました。機械を磨き上げてサビを防ぎ、ローターに重い金無垢を用いてゼンマイ巻上効率を上げるなど、普段は見えないケースの中に隠れた機能美や機械の違いを御覧ください。



[41] 国立科学博物館との共同研究
2010/12/22
国立科学博物館研究報告 E類(理工学)第33号(H22.12.22発行)
「藤車式二挺天符機構の構造と特徴」(全11ページ)

 今回のテーマは、江戸時代に使われた和時計の日本独自の発明として有名な「二挺天符機構」に関するもので、一番最初に考案された可能性がある「藤車式」と呼ばれる珍しい機構の構造と特徴を明らかにしたものです。
 二挺天符機構は、時計の速さを調整する天秤棒のような棒天符(調速機)を2本備えて、昼夜で自動的に切り替える日本独自の発明。江戸時代の時刻制度の「不定時法」では季節や昼夜で時間の長さが変わるため、初期の棒天符が1本の一挺天符和時計では、毎日朝夕に棒天符の分銅を掛け替える必要があり大変な手間を要しました。しかし、二挺天符機構により朝夕の切り替えが自動化され、半月毎の季節に合わせる分銅の掛け替えをするだけで良くなり、大幅に作業が省力化されました。
 藤車式二挺天符和時計は、古い文献に唯一、初期の二挺天符機構の一つとして名前と簡単な写真が掲載されていましたが、殆んど存在を知られず構造などが不明でした。今回確認できた実物の解析により、我々が「一般形」と呼んでいる普通に見掛ける二挺天符和時計とは機構が違うことが明らかとなり、従来の一挺天符和時計の発想の延長線上にある不完全な機構で、原点に当たる最初期の二挺天符機構の可能性があることが判明しました。
 今回の研究の意義は、不明確だった二挺天符機構の起源の一部を明らかにしたことで、江戸中期元禄時代頃の「一般形」の考案が二挺天符機構の始まりとする従来の通説を覆す可能性があります。今後も研究を継続し、製作時期や発明経緯などを解明していく予定です。

(論文全文は、国立科学博物館研究報告
[http://www.kahaku.go.jp/research/publication/sci_engineer/download/33/BNMNS_E3302.pdf]において、pdf形式で御覧いただけます。参考に、日本古時計クラブ会報「古時計」第150号(H23.3.6)に掲載された要約版を添付します)



[40] 大人の科学28号「骨董時計コレクション」監修協力他
2010/07/28
 大人の科学28号「二挺天符式和時計」号の、「骨董時計コレクション」記事の監修と取材に協力しました。
 付録の「二挺天符式和時計」で楽しめ、和時計の歴史や万年時計の解説など読み物として面白いだけでなく、構造図や写真など他の文献にないようなものも含まれ、参考資料としても役立つ内容になっています。

目次:http://otonanokagaku.net/magazine/vol28/book.html





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